TIS Partnersは短時間でコンクリートの2.5倍の引っ張り強度を得る事が出来る建築素材「CO2構造体」を開発しました。
"CO2を二酸化ケイ素という材料に吹きかけますとレンガくらいの強度の素材に一瞬にして生まれ変わります。CO2は1分弱くらいの注入量で十分です。それがこの素材の特徴ですね。ただレンガというのは脆いものです。鉄筋を中に入れずに引っ張っても曲げても大丈夫な強度を出すために、有機材料であるエポキシとかウレタンとかを含浸させます。そうする事によってコンクリートの約2.5倍以上の引っぱり強度を得る事が出来ます。これによって鉄筋を非常に少なく、あるいはほとんど鉄筋を必要としないで建築の基礎として使えるという特徴があります。"
一般的にコンクリートが建築で使用する所定の強度を得るためには28日かかるとされていますが、このCO2構造体の場合はたった1日で同等以上の強度を得る事が出来ます。このような特徴を活かし、今後は様々な建築分野での利用が期待されています。
"例えば今回の東日本大地震で地盤沈下したところの地盤をこういう物を使って補強してやれば、かなり早く一律で平滑なものがコンクリート並みの強度として復帰できます。それから古い建物の耐震壁、RCとか木造の間もなく解体しなきゃいけない建物に対してこういうものを体力壁として使いますと、50年かそれ以上の寿命を長持ちさせる事が出来ます。非常に短時間でそれほど高度な技術を用いなくても出来るというよさがあります。"
TIS PartnersはCO2構造体によるモデルケースの第1号として、9月25日に東京国際フォーラムで開催される世界建築家大会において150人以上収容可能な2棟のドームを東京電機大学の学生と共に設置する予定です。
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